天むす・すえひろ
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こだわりと歴史

天むす・すえひろがうぶ声をあげましたのは、タイガースが20年ぶりに優勝した翌年、昭和61年の8月です。タイガースファンの私は「生きてて良かったッ」と絶叫して、勇気と喜びのパワーをもらって、開業を決意しました。 早いもので、もう20年を迎えようとしています。「アンタさんを見込んで、その竹を割ったような気性で、やって欲しい」と三重県津の水谷ヨネさんの希望が、2年越しで実現されました。「えらい苦労かけて、すまんこと…」ごめんなさいして、ヨネさんに、経営の悩みを打明けるごとに、そういって励まされてきました。未経験のジャンルで、おひき受けした限りは、恥ずかしくないものを精一杯作りたい。最高の材料で、納得のいくおむすびを作りたいの一念で、エビも天然エビ、米もコシヒカリ、のりも有明産、油も高級綿実油。一つ一つ手づくりで、できたてをバイク便で運ぶ。そんな贅沢な想いを赤い箱に詰め込みました。

浪速の食いしん坊として、飲食店探訪記などを書かせていただいた私のおむすび現場奮闘体験は、大阪の北新地、東京の渋谷センター街で、同時に出発進行しました。
新聞広告で募集した人たちは、自分のことのように、一心に握り、ひたすら天ぷらを揚げ続けてくれました。大勢の人の見ている前で、「天むす作るのは緊張するし、焦るワ」と言いながらも、クルクル、キュッキュッと結んでいる姿は、頼もしく美しく、「これ、女性の仕事でグーやんか」とひんぱんに見に行っては、その場の充実感に、この身を置いていたのです。一人ではできない。皆がいてくれるから頑張れる。タレントもそうなのですが、チーム一丸の充実感、一日一日をやり終えた達成感を味わえて、とても幸せです。感謝、感謝。

20年を迎えて、今年は、商品開発の集大成の年にしたいと思います。五年間、たくさん開発してきたものを、お客様のご要望毎に整理してみたいのです。トップバッターは「天むす弁当」おかずも全部手づくりで、「これぞ天むすオールスター」という弁当にしています。
私共の会社は、コツコツ手づくりですので、商品開発が最高の営業やと思うて、地道な努力を続けています。テーマは、保存料を使わず、ええ材料つこて、熟練が一つ一つ手づくりすること。会社の理念は、冷めても美味しい!と言われる、ていねいな商品づくり。おいしさ完結ストーリー。365日休むことなく、作り続けます。
天むす・すえひろの包装紙の赤は、情熱の赤です。「こんな商品あったらええのに」という皆様からのご要望をどんどんお送りください。実現化に努力します。いつまでも「あきないワ、おいしいッ」と言っていただけるよう、従業員一同頑張ってまいります。今後とも、どうぞ、よろしゅう、お願いします。

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